The じゃむ story


作者:v&w


第一話:とりあえずお約束から

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*補足*


その1:全員助かって祐一に好意を持っています


その2:祐一は(ヤッパリ)皆の気持ちに気づいていません


その3:あゆ、真琴は水瀬家に引き取られています


その4:あゆは祐一と一緒のクラスで、栞、真琴、美汐は一緒のクラスです


その5:多少壊れています


そういうSSが苦手な方は、読むことをおやめください

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『あさ~あさだよ~。あさごはん食べて学校いくよ~』


何度聞いても眠くなる声だな・・・・


『あさ~あさだよ~。あさごはん食べて学校いくよ~』


「はいはい、わかったよっと・・・」

 

『あさ~あさ『カチッ』

 

「ふう。さっさと着替えて朝飯を食べに行くか」

 

あの『寝ぼすけ』も起こさないといけないしな

 

「う~~、祐一、ひどいんだお~~~~」

 

・・・・・俺は何も聞かなかった

 

 

 

「じゃあ着替えピシッ

 

 

鏡を見た俺は固まってしまった

 


なぜなら、鏡に映っているのは

 


「・・・・ねこみみ? しっぽ?」

 

そう、ネコ耳とシッポが生えている俺の姿だった

 

ピク ピク(耳を動かす音)


フリ フリ(シッポを動かす音)

 

おお、思いどうりに動かせるぞ!!・・・って喜んでどうする!!!!

 

う~~~む。これからどうしようか

 

 

 

1:とりあえず学校を休んで原因を探る


2:とりあえず秋子さんに聞いてみる

 

 


「2だな」(1.17秒)

 

 

考えるまでも無かったな、うん


と、いうわけで、早速聞いてみよう!

 

 

 

 


・・・・・なんで俺、こんなに冷静なんだろう?

 

 

 

 


~水瀬家 in リビング~

 


「祐一さん、おはようございます・・・・・あらあら♪」


「秋子さん、おはようございます。ところで、俺がどうしてこんな姿になっているのか判りませんか?」

 


何時もどうりに朝の挨拶をすませ、さっそく聞いてみる


・・・・なぜか秋子さんが嬉しそうなのは気のせいだろうか?

 

「すいません、ちょっと判りません♪」

 

嬉しそうに答えているのは気のせいですよね?」

 

「はい、もちろんですよ♪」


「・・・・また声に出してましたか?」


「はい♪」

 

またこのクセか

 

この後色々と秋子さんと原因を考えたのだが、結局、妥当なものがなかったので、とりあえず朝ご飯を食べることにした

 

「モグモグ・・・・」


「♪~」


「ズズー」


「♪~♪♪~♪~♪~~」


「あ、あの~・・・・・・・秋子さん?」


「はい?♪」


「なんだか今日は、すごく機嫌が良いですね? なにかあったんですか?」


「ええ。とっても良い事がありましたよ♪」


「へ~~。なにがあったんですか?」


「ふふふ、企業秘密です♪」


「・・・・・・」


「♪~~」

 

まあ、深く追求する理由もないし、べつにいいか

 


なんて考えていると

 

「あら♪ 真琴、あゆちゃん、おはようございます♪」


「おはよう。真琴、あゆ」


「おはよう~。あう~、お腹すいた~~」


「おはよう。うぐぅ、ボクもだよ」

 

まこピーとあゆあゆ登場」

 

「あうー! まこピーってなによ~~!!」


「ボクはあゆだよ!」

 

「・・・・2人とも、心が読めるのか?」

 

「「声に出してたよ」」

 

「ぐはっ!」

 

またか


このクセ、なんとかなんないかな?

 

 

 

「あれ、祐一。その耳どうしたの?」


「ほんとだ。祐一君どうしたの?」

 

やっぱり気づいた?

 

「あ、ああ、これか? 朝起きたらなぜか生えていた。ついでにシッポも」


耳をピクピク、シッポをフリフリさせながら言う

 

「あう・・・・(///)」


「うぐぅ・・・・(///)」

 


二人の顔が赤くなっている

 


「おい、二人とも顔が赤いぞ。熱でもあるのか?」

 

2人のおでこに手をのせて熱を測る

 

「「!!!・・・・・・・・(////)」」(真っ赤)

 

ますます顔が赤くなってしまった


なぜだ?

 

「風邪かな? でも熱は無いし・・・・」

 


「ユウイチサン、ナユキヲ、オコシテキテクダサイ♪」

 


秋子さんがものすごいプレッシャーと抑揚の無い声で話しかけてきた

 

「あ、秋子さん?」


「ナンデスカ?♪」

 

やばい、微笑んでいるが、目は座っている!

 

 

・・・・・ちらっと2人を見てみる

 

「「・・・・・(カタカタカタカタ)」」

 

秋子さんからのプレッシャーに、ただ震えることしかできないようだ

 

「え、え~~と・・・じゃ、じゃあ名雪を起こしてきますね」

 

とりあえずこの場を去ることにしよう

 

 

「フフフ。フタリトモ、カクゴハイイデスカ?」

 

「あ、あう~~~!?」


「うぐぅ~~~~!?」

 

 

・・・・・・・・・後ろから真琴とあゆの叫び声が聞こえたような気がする

 


続く?

 


 

 

ラス「・・・ごめんなさい、こんなときどんな顔をしたらいいか、分からない・・・」

ケン「笑えばいい・・・っていうか、笑うしかない・・・」

ミライ「・・・猫・・・実験・・・(ニヤリ)・・・」

ケン「・・・祐一、お前逃げた方がいいぞ・・・と、何はともあれ・・・どうして猫耳等が生えてきたのか、これからどうなるか・・・v&wさん、期待してるぞ?」

v&wさんの書斎へ

第二話へ

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