ねえ、碇シンジ。
ううん、お父さん。
貴方はなんでボクを生んだの?
こんなにも孤独な世界で。
赤い世界の来訪者
第壱話:導き
著者:v&w
「・・・・・」
赤い赤い世界。
生命が感じられない世界。
そんな世界で生まれたボク。
・・・ボクって矛盾してるよね。
「はあ・・・」
いつものように砂浜に寝転んで赤い空を見上げながら自分の存在意義をボクは考えていたら自然に溜め息をついていた。
本当にヒマだよぅ・・・。
「もう、世界中くまなく周って見たけど誰も居ないもんなぁ・・・・・今度は何処に行こうかなぁ。」
まだ行ってないところは・・・・・あ!
「ネルフ! そうだよ! ネルフがあったんだよ!」
『思い立ったら即吉日』が信条のボクはさっそくネルフまで行くことにした。
でも、どうやって行こうかな?
やっぱり簡単に着いたら面白くないし。
う~~ん。
悩むなあ。
「・・歩いて行こっと♪ ここは確か『みなみあめりか』だったから二週間ぐらいで着くかな?」
―――二週間後―――
ボクは未だに赤い海の上を歩いていた。
「う~~~・・・・迷っちゃった。どうしよう・・・・・」
う~~ん。別に何も食べなくても飲まなくても死なないけど、ヒマだよぅ・・・・。
てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてく
あれからさらに五週間と六日、さ迷ってます。
やっぱり歩かなきゃ良かったかな?
ううん、そんなことはないよ。
人生何事も楽しまなきゃ。
Positive♪ Positive♪
てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてく
さらに一ヶ月が経ちました。
ってボクは何をしようとしてたんだっけ?
・・・・たぶん散歩かな? うん、きっとそうだ!
じゃあ、あの大きな顔に向かって進め~~~♪
てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてく
てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてく
あれ? 島が見てきた。
ん、あの赤いのは何だろう?
行ってみようっと♪
「発見!」
その赤いモノは何か特殊な素材でできている服だった。
「ん~~? なんだろこの服。せっかくだし、着てみようかな。」
しばらくお待ちください しばらくお待ちください しばらくお待ちください
「こ、この、の、の・・とっとと。んしょ、んしょっと・・・・ふう・・・・・胸がきつい(泣)」
なんだろな、この服。
あれ? 服があるってことは、人がいたってことだ・よ・ね?
「・・・・・・・」
よし、さっそく探しにいこう!
「在った♪」
ボクは今大きな扉の前にいます。
扉の上には『NERVE』って文字が見えます。
「あり? NERVEって確か『ナーブ』じゃ無くって、『ネルフ』って読んだよ・・・ね!? そうだそうだ! ボクはここに来ようと思ってたんだっけ!!」
あはは、すっかり忘れてたよ。
「それじゃあ、お邪魔します。」
このときボクは、ただの好奇心でこの扉をくぐったんだ。
『それ』がボクの運命って言うのかな? うん、そういうのを大きく変えるなんて思わなかったから。
『後悔してないか?』って?
そんなこと無いよ!
ボクは今すごくドキドキしている。
こんなに胸が高鳴るのは初めてだよ!!!
とにかく、ここからボクの冒険が始まったんだ。
これから何があるのかな?
楽しみだな!!
皆さんお久しぶりです。v&wです。
この小説は掲示板に書いてあった小説をBeaseに書いています。
よって類似する点が多々出てくると思いますが、ご了承ください!
それでは、感想をおちしています!
イリス「・・・オヨ?掲示板のとずいぶん違う展開?」
メア「・・・まあ、あれをベースに書いている訳だから・・・色々違う点は出てくるだろうな」
レイアー「でも性格が明るそうで良かったですね!」
メア「どうなるかは分からないが・・・とりあえずは、な」
イリス「あう~・・・それにしてもそろそろ、感想以外の出番欲しいよぉ~。て~んりゅ~さ~ん」
レイアー「はっ・・・そ、そういえば・・・私達最近こう言うところにしか出てない・・・?」
メア「そうだな。早く出番を作るべきだな。早くしないと・・・俺の右手に破壊されるか、俺の目に全て掠奪されるぞ」
天竜<こわっ!が、頑張ります!>
メア「それではv&wさん。今回もどうも有り難う。次回もよろしく」